葬儀に参列する際の服装のマナー
2017年08月27日
故人にとっては最後の、そして、ご家族、ご親族や親しい方との今生の別れの場となるセレモニーが葬儀です。これは、結婚式などのおめでたいセレモニーとは異なり、悲しく、残念な知らせを受けて、遠方から急遽駆けつけることもある出来事ですが、それでも最低限のマナーを守る必要があります。
先ず、どなたでもご存知な基本的なこととして、弔意を表す事です。そのための服装として、日本では黒い服を着ることが慣例となっています。一般的には男性も女性も「喪服」を着用すれば問題ありません。これは、宗教、宗派にとらわれず言えることです。
しかし、それ以外にも細かく気をつけるべき、マナーと言われるものも存在しています。先ず、喪服の下に着用するワイシャツの色は、「白」にしましょう。これは、シャツの色として、白が最上位とされているため、故人に対して最上位の礼を尽くすことになります。
時々カラーシャツを着用している人がいますので、注意しましょう。次に靴ですが、これは男女を問わず革製で、艶のないものを選びます。装飾の無いシンプルなものが良いでしょう。子供の場合はローファーでも構いませんが、大人の場合はストレートチップかプレーントゥを選びます。
そして、どんな用事であっても外出する際の必需品と言える腕時計です。これは、日常で使用している腕時計を見直してください。ダイバーズウオッチやキラキラの装飾がされていたり、金色のものを使っていませんかこれも落ち着いたシルバーのビジネスウオッチで、できれば文字盤が黒いものが望ましいです。
出来れば、フォーマルウオッチと言われるものがありますので、それを1つ持っておくと良いでしょう。他にも、アクセサリーや靴下、ハンカチに到るまで、故人を送り、哀悼の意を表すのに相応しい服装で参列しましょう。