亡くなった方のために行われるのが葬式です
2017年03月09日
亡くなった人のために行う儀式を葬式と言います。もうこの世には存在しない亡骸を大切に葬る事になる訳ですから、慎重に対応すると言うのがこの葬儀の儀式と言われます。まず亡くなった方の場合に最初の夜を家族と共に過ごします。これがお通夜です。本葬の前の儀式と言う事になります。その時点で様々な葬式に対する準備を進めて行きます。祭壇も準備して檀家である住職にも連絡する事になります。地域性もありますが、このお通夜の時にご詠歌を唱える場合もあります。
大凡家族や親族やその他でしめやかに行われるのがこのお通夜です。その翌日辺りに本葬が行われます。これは通常日中に行われ、世に故人の最後を報告する儀式と言う事になる訳です。住職の読経に合わせての焼香が始まります、喪主から遺族、そして友人知人勤務先関係者と言う順番になり、その後は出棺となります。棺に納められた故人に対してのその場にいる人にとっては最後の告別と言う事になります。棺の中に花を添えての出棺と言う事になります。
霊柩車に乗った棺に同行する参列者、斉場に赴き、そこで最後の別れと言う事になります。その後、故人のために酒を酌み交わして故人に追悼の念を表するお斎が、葬儀社でも自宅葬でも行われます。これが最後の流れと言う事になります。そして祭壇の蝋燭と線香は常に焚いて、絶やさずにするというのが葬儀の基本と言う事になります。つまり身体は存在しなくなりましたが、まだ故人の霊はその場に残っていると言う事を例えている訳です。